電話会議はつらいよ
昨日の夜は、真夜中まで、上海と電話会議。
3本足のヒトデみたいな機械(電話機)を会議室のテーブルにでんと置いて、それを囲んで、大声でしゃべる。先方の会議室にも同じ機械が置いてあって、やはり大声でしゃべる。
そうすると、離れた場所にある二つの会議室に集まった人たちが、まるで一つの会議室にいるかのように話し合うことができる。ということになっている。
しかし、これがそううまくはいかないんだ。
なぜ大声でしゃべるのか。この機械は、トランシーバーのようなもので、こちらの声を向こうに送るか、向こうの声をこちらに送るか、どちらか。どっちの声を送るかは、機械が判断するのだが、声の大きい方が送信者として選ばれる。
議論が白熱してくると、どちらもしゃべりたいために、どんどん声が大きくなってくる。そうすると、だんだん
ケンカみたいになってくるのだ。
しかもあちらの会議室には通訳がおり、それを介してしゃべるために余計にヤッカイなことになる。
私大声でしゃべる(日本)→→通訳大声で聞き返す(上海)→→私大声で応える(日本)→→通訳中国語に翻訳する(上海)→中国人クリエーターしゃべる(上海)→通訳日本語に翻訳して大声でしゃべる(上海)→→私聞く(日本)
これでワンサイクル。これを延々と繰り返す。
声だけしか聞こえず、相手の表情が見えないため、お互いになかなか思いが伝わらない。飛行機で飛んでいって直接話したほうが早い、と思うこともあるヨ。
夕方から始めて、終わったのが夜中の1時半だった。
声が枯れていた。
戦い終わったボクサーのように疲労感につつまれる。
そのあと銀座のバーに飲みに行ったことはいうまでもない。


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