そのまんま
最近、飲んだり食ったりの話ばかり書いている。
しかし、このブログは私の好奇心のおもむくところを正直に書くことを身上としているので、食べ物に興味があるうちは食べ物の話が多くなるのはしかたがないのである。
というわけで、昨夜は新橋の土佐料理の店、「そのまんま」へ行った。
「○○しちゅうがや!」と勢いのよい土佐弁のお母さんがいて、テーブルの上の炭火で高知から直送の新鮮な魚を焼いたり、鍋で煮てくれる。
なかでもエガニというちょっとワタリガニに似たカニのぴんぴん生きているのを、生きたまんま、モチ焼き網に押さえつけて焼くのなんかは、イギリスの動物愛護協会が見たらなんというだろうかと心配になるのだが、断末魔のケイレンを見せながら赤くなっていくのを眺めているのは野趣がある。いっしょに行ったI竹さんは残酷なのが苦手なので眉間にしわを寄せてせつなそうな顔をしていた。
「わー、卵がいっぱいがや!よかったなー」
しかしお母さんは一向にカニに同情を示すようすもなく、いそいそと解体を手伝ってくれていた。
「しめは鯨の鍋でええがや?」
ウネスという最上部位をおしげもなく入れた鍋は、さっき絶命したカニのことも忘れてしまうぐらいうまかった。
この汁をご飯にかけて食う。
うまいのなんの。息継ぎもせず約5秒で平らげたよ。
そのあとは隣のテーブルにいた美女二名と仲良くなっていっしょに飲み始め、そのうちお母さんも中に加わって、みんなで終電ぎりぎりまで楽しく飲んだのでした。




コメント
うまそー!うらやましい!あのお母さん、女学校時代は体操部だったらしいですよ。
投稿: kawaguzzi | 2009年6月23日 (火) 15:38
いつも楽しく読んでいます。
だから、そのまんまでよろしく!
投稿: hana | 2009年6月23日 (火) 18:54
美味しそう
土佐料理食べた事ないから行ってみたいです…
投稿: C-no | 2009年6月23日 (火) 20:13